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本物のかぼちゃでジャックオーランタンを作ろう!カービングキットを使ってパンプキンカービング実践

HOW TO

こんにちは!アメリカ在住ライターの長谷川サツキです。

今年もハロウィンの季節が近くなってきました。ハロウィンのモチーフにはおばけやコウモリ、魔女などいろいろありますが、中でも定番なのがオレンジのかぼちゃの「ジャックオーランタン」です。ちょっと怖いけど、どこかユーモラスでかわいらしいジャックオーランタン。今年は本物のかぼちゃを使って、自分の手で作ってみてはいかがでしょうか?

今回は、パンプキンカービング初体験の私がジャックオーランタン作りにチャレンジしました。上手にカービングするためのコツや、ジャックオーランタン作りのハウツーを画像と共に詳しくご紹介します!

カービング歴20年のベテラン店員に聞いた!初めてでも失敗しないための4つのコツ

ジャックオーランタン作りの要であるカービングキットは、アメリカ最大のパーティーストアParty Cityで購入しました。その際、毎年パンプキンカービングをしているというカービング歴20年のベテラン店員に、いろいろとコツを聞くことができました。まずはそのポイントからご紹介しましょう。

ポイント1. かぼちゃは大きなサイズを選ぶ

初心者の私は「小さいかぼちゃの方が面積が少なくて楽かな?」と思っていたのですが、実は初心者ほど大きなかぼちゃがおすすめなのだとか。というのも、小さいかぼちゃはその大きさに対して皮が分厚く固いので、むしろ切り出しにくいんだそうです。またかぼちゃの表面積が狭いとデザインが細かくなりやすく、カービングの難易度もアップ。大きなかぼちゃならキャンバスが広いので、多少失敗しても修正しやすいとのことでした。

ポイント2. カービング専用のキットを使用する

ジャックオーランタンに使用するオレンジ色のかぼちゃは、一般的なかぼちゃに比べて皮が柔らかく、女性でもさほど力はいりません。そのためわざわざ専用のカービングキットを用意せずとも、小さな包丁やカッターナイフでも代用できそうです。しかし、ベテラン店員によれば、「パンプキンカービングを成功させたいなら、カービングキットは必須アイテムです!」とのこと。曲線や細かい作業が多いカービングは、切り出しに適した細い形のカービングキットでないと、なかなかうまくいかないんだそうです。これは私自身、実際に使ってみて納得のアドバイスでした。

ポイント3. 大きな部分を切り抜く時は複数のパーツに分けて

カービングの中で比較的大きなパーツを切り抜く時は、1回で切り抜こうとせず、パズルのようにいくつかのブロックに分けて切っていくと失敗しにくいそうです。かぼちゃの表面は曲線で厚みもあるため、いっきに切り抜こうとするとかぼちゃが割れたり、細かい部分が一緒に取れてしまったりすることもあるのだとか。具体的には、後ほど実際のカービングのレポートにてご紹介しますね。

ポイント4. なるべく少しずつ切り進める

皮の柔らかいオレンジ色のかぼちゃは意外とサクサクとカービングできることから、慣れるにしたがって作業のスピードも上がってきます。しかし、ベテラン店員によれば「ともかく慎重に少しずつ切り進めることが、失敗を防ぐ最大のコツ」なんだそう。勢いあまってうっかり目の部分を切りすぎたり、歯などの細かいデザインが割れてしまったりということがないよう、焦らずじっくりと進めましょう。

 まずは道具の紹介から

ハロウィンの季節になると、パーティーグッズストアではさまざまなカービングキットが並び始めます。近所のパーティーグッズストアParty Cityに足を運んでみると、定番のカービングセットから、女の子向けのプリンセス仕様キット、さらには電動のカービングツールまでありました。

今回は、店員がおすすめのこちらのキットを購入しました。大・中・小のカービングツール、かぼちゃの中身をかき出すためのスプーン2種、下書き用の水性ペン、そしてカービング用の型紙のデザイン本がセットになっています。さらに、完成したランタンの中に入れるライトも購入しました。昔はロウソクが多かったですが、最近では安全で長持ちするLEDライトが主流です。

ほかに、かぼちゃ、ハサミ、セロハンテープなどを用意すれば準備OK。今回は屋外で行いましたが、さほど汚れないのでキッチンなどでも十分対応できます。

ちなみに型紙の本には、計12種類のデザインが載っていました。黒い部分をくり抜いた型紙をかぼちゃに貼ってペンでなぞれば、簡単に下書きができます。今回は、オーソドックスなジャックオーランタンのデザインにしたのでこの本は使いませんでしたが、ほかとは一味違ったジャックオーランタンにチャレンジしたい人にはおすすめです。

準備から下書きまで

それでは、カービング前の準備に取り掛かりましょう。フリーハンドでかぼちゃのデザインを書き込むのも楽しいですが、デザインに自信がない人は断然型紙を使うことをおすすめします。ハサミで型紙のパーツを切り取ったら、セロハンテープでかぼちゃに張り付けていきます。

パーツの位置を微調整しながら、デザインを決定します。

次に、型紙をなぞるようにして下書きしていきます。ペンは油性でなく水性を使いましょう。失敗した時やカービングが終わった時に、下書きの跡が消しやすくなります。

お子さんがいるご家庭なら、我が子がデザインした世界に1つだけのランタンを作るのも素敵ですね。カービングは刃物を使いますので、実際に切り出すのは大人が担当しましょう。どんなデザインでも、灯りをともすと何とも味のあるランタンになります。

これで、かぼちゃ2つ分の下書きが完成しました。

いよいよカービングにチャレンジ!

さて、ここからはいよいよカービングに入っていきます。まずは、中身を取り出すためにヘタの周りをぐるりと切っていきます。ここはフリーハンドでザクザク切ってOK。一番大きなカービングツールを使えば、短時間ですいすい切り出せます。かぼちゃのサイズにもよりますが、作業しやすいようにこぶしよりひとまわり大きい円形に切っていきましょう。

なおヘタをふたとして残す場合は、内側に向かって斜めに切っていくよう意識してください。垂直に切ると、ふたを乗せた際に中に落ちてしまう危険性があります。

へたを引っ張ると、スポンと取れました。ワタも一部一緒にくっついて出てきます。

中身はこんな感じです。次に、中のワタと種をかき出していきます。

スプーンを入れ、内側を削るようにかき出していきます。ワタが残っているとかぼちゃが早く傷む原因になりますので、なるべくきれいに取り除きましょう。

ある程度かき出したら、こちらの大きなスプーンに持ち替えて。力が入りやすいので、作業がどんどん進みます。

中がきれいになったら、パーツの切り出しに取り掛かりましょう。先端をかぼちゃに当てて力を入れると、すっと刃先が入ります。あとはのこぎりの要領で、前後に動かしながら下書きのラインに沿って切り出していきます。パーツに合わせ、カービングツールのサイズを使い分けながら進めましょう。

口のように大きな部位は、このようにいくつかのパーツに分けて切っていきます。細かい部分はかぼちゃの中に手を入れて添えながら、そっと切り進めます。

切り出しが終わったら、各パーツにカービングツールを差し込み、内側を削るようにしてきれいに整えていきましょう。見た目がよくなるうえも、かぼちゃもより傷みにくくなります。

こちらが処理前。かぼちゃの繊維や切り口のがたつきが気になります。

こちらが処理後。表面がつるりとしてきれいになりました。

子供が下書きしたかぼちゃは、細かいパーツが多くて大変でした。一番小さなカービングツールで慎重に切り出していきます。

 ジャックオーランタンの完成!

これで、ジャックオーランタンが2つ完成しました!初心者の私でも、1時間半程度の作業時間でした。

仕上げは、ライトを入れて。暗闇にぼんやりと浮かび上がり、ハロウィンらしい雰囲気に仕上がりました。

まとめ

今回は、ジャックオーランタン作りの実況レポートをご紹介しました。私自身初めてのチャレンジでしたが、予想していたよりもはるかに簡単かつ楽しく取り組めたな、という印象です。カービングキットを使ったのも大正解でした。カービングキットは洗って保管しておけば来年も再来年も使えますので、カービングをやってみたい!という人はぜひワンセット入手することをおすすめします。

本物のかぼちゃを使ったジャックオーランタンは、家族の思い出作りにもぴったり。今年はぜひあなたもパンプキンカービングデビューしてみませんか?

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<取材・リポート> 長谷川 サツキ

ライター・翻訳者。在米15年目。筑波大学社会学類を卒業後、渡米。現地保険エージェントにてスーパーバイザーとして勤務。その後薬剤調合師の国家資格を取得し調合師としての勤務経験を経て、ライターへ転身。現在は米国生活、海外ルポ、子育て、ビジネス等をテーマに情報を発信。幼い子供がいるためパーティーを企画する機会が多く、アメリカのパーティー文化に造詣が深い。