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1歳のお誕生日は盛大に!本場アメリカに学ぶファーストバースデー

HOW TO

赤ちゃんが、初めて誕生日を迎える「ファーストバースデー」。アメリカでは非常に大切な記念日として位置づけられており、ママたちはみんな趣向を凝らしたパーティーで可愛い我が子の誕生日を盛大に祝います。

最近では、日本でもこのアメリカ式ファーストバースデーが急速に広まっています。アメリカのファーストバースデーは、とにかくポップに!可愛く!がお約束。今回は、そんな本場アメリカに学ぶファーストバースデーのあれこれをまとめてご紹介します。

ファーストバースデーって何?

ファーストバースデーとは、赤ちゃんが生まれて初めて迎える誕生日、すなわち1歳の誕生日のことをいいます。誕生日は毎年巡ってきますが、人生初のバースデーが特別なのはアメリカも日本も一緒。日本にも古くから一升餅を背負わせる、選び取りで赤ちゃんの将来を占うといった伝統行事がありますが、最近ではアメリカ流のポップで華やかな「ファーストバースデー・パーティー」が人気を集めています。

アメリカでは赤ちゃんが1歳になると、初めての誕生日を祝うファーストバースデー・パーティーが催されます。おじいちゃんにおばあちゃん、お友達家族、ご近所さん、さらには職場の同僚に至るまで大勢のゲストを招き、みんなで赤ちゃんの誕生日を祝います。この日は、アメリカのママにとっても腕の見せ所。バルーンやガーランドをふんだんに使って家じゅうを飾り付け、イベントやゲームを用意して、オリジナリティーあふれるパーティーを演出します。

大盛り上がり!本場アメリカのファーストバースデー事情

アメリカでは、赤ちゃんが1歳に近づくと周りから「そろそろファーストバースデーね!」「パーティーのケーキはも予約した?」といった声もちらほら聞こえ始めます。ママは会場やパーティーグッズをチェックしながら、どんなパーティーにしようか、誰を招こうかとあれこれ悩みながら準備を進めていきます。

パーティーのイメージが決まったら、会場全体をテーマカラーやキャラクターでトータルコーディネートしてきます。パーティー前夜は、パパもはしご片手に部屋のデコレーションに大奮闘。巨大バルーンを設置したり、天井からオーナメントをつるしたりと大忙しです。

さぞかしパーティーの食事も豪華なのかと思いきや、アメリカのママはあまり料理には時間をかけません。そのためパーティーフードは日本に比べてシンプルなメニューが多く、チキンナゲット、ピザ、野菜スティック、チップス、フルーツ、クッキーといったフィンガーフードが並びます。パーティーフードがセットになったケータリングもよく利用されます。ゲストたちは会場に着くと食べ物をつまみながら、子供は子供同士、大人は大人同士で思い思いにパーティーを楽しみます。

そしてファーストバースデー・パ―ティーで一番盛り上がるのが、赤ちゃんがホールケーキを自由につかみ食べする「ケーキ・スマッシュ」です。ほっぺや鼻にクリームをたっぷりつけてケーキを食べる赤ちゃんの姿は、可愛さ満点。ゲストも楽しみにしている、ファーストバースデー必須のイベントです。

ファーストバースデーのこだわりポイント4選

「ファーストバースデーをやってみたいけど、何から手を付けていいか分からない…」という方のために、ここではパーティーを企画するにあたって、ぜひ押さえておきたいポイントをご紹介しましょう。

1.お部屋のデコレーションはパーティーの要

パーティーの雰囲気を盛り上げるには、お部屋全体を大胆にデコレーションするのがおすすめです。まずは、パーティーのテーマを決めましょう。女の子ならプリンセス、ユニコーン、マーメイド。男の子なら、車、恐竜、動物などが人気です。キャラクターものは苦手というママなら、カラーテーマだけでも決めておくと、パーティー全体に統一感が出ておしゃれにまとまります。

中でもバルーンは、バースデーパーティーのマストアイテム。飾るだけで一気に華やかになり、パーティー感がアップします。会場にたくさん飾っておき、パーティー後はゲストへのプレゼントとして持ち帰ってもらうのも喜ばれます。

またお部屋の一角に簡単なフォトコーナーを作るのが、最近のトレンドです。パーティーグッズで可愛く飾れば、まるでフォトスタジオで撮影したかのようなおしゃれな写真を撮ることができます。

2.主役の赤ちゃんはとびきりオシャレに!

この日は赤ちゃんが主役の日。写真として生涯残りますので、とっておきの衣装でおめかししましょう。

女の子はお姫様ドレスにミニティアラをあしらったり、チュチュと妖精の羽で可愛らしいフェアリーに変身するのも素敵ですね。一方で、男の子のイチオシはずばり、蝶ネクタイ!です。アイテム1つで驚くほどキュートな着こなしになります。さらに白シャツとサスペンダーを合わせれば、スタイリッシュなバースデーボーイ・コーデの完成です。

3.「ケーキ・スマッシュ」は必須イベント

アメリカのファーストバースデーではずせないのが、「ケーキ・スマッシュ」です。スマッシュとは「粉砕する、破壊する」という意味で、その名の通り赤ちゃんが好きなようにケーキに手を突っ込んで食べる豪快なイベントです。アメリカでは定番中の定番で、ゲスト用のファーストバースデーケーキを購入すると、サービスでスマッシュ用のケーキをプレゼントしてくれるお店もあるほどです。

スマッシュ用のケーキには、直径1015cm程度の小さなホールケーキが使用されます。大きさこそは赤ちゃんサイズですが、材料は大人のケーキと変わらず、生クリームや甘いアイシングをたっぷり使ったものがアメリカでは一般的です。「まだ離乳食も完了していないのに!」と驚かれるママもいるかもしれませんが、アメリカママは「特別な日だから」「ホールケーキを完食するわけじゃないから」と、あまり気にしていないようです。

とはいえ、砂糖はなるべく避けたい、ヘルシーなケーキにしたい、と考えるママも少なくありません。その場合は手作りケーキを用意することになります。スポンジにニンジンやズッキーニを使ったり、砂糖の代わりにバナナを使ったり、生クリームの代わりにクリームチーズやヨーグルトを使ったり。ホールケーキは難しいからと、カップケーキで代用するママもいます。

いずれにしても、赤ちゃんが顔や体をクリームだらけにして笑顔でほおばる姿は、最高のシャッターチャンス。ぜひ我が子のパーティーでチャレンジしてみましょう。

4.アメリカの子供たちに大人気の「ピニャータ」

ピニャータとは、お菓子がたっぷり詰まった紙製のくす玉のことです。もともとはメキシコが起源のイベントですが、今やアメリカのキッズバースデーになくてはならない存在として親しまれています。

ピニャータの遊び方は、スイカ割りに似ています。木など高い場所から紐でつるし、バットを持った子供たちがゆらゆらと揺れるピニャータを順番に叩いていきます。ピニャータが割れるとお菓子が雨のように降り注ぎ、それを子供たちが歓声を上げながら競うようにして拾います。

1歳の赤ちゃんにピニャータを割るのは難しいので、ママが抱っこして恰好だけ参加し、あとはゲストの子供たちにお任せしましょう。

ファーストバースデーの1日の流れ

最後に、アメリカの一般的なファーストバースデーの流れをご紹介しましょう。ぜひパーティーを企画する際の参考にしてみてください。

1.前日までの準備

ゲストたちへ招待状を送り、出欠の返事を見ながらパーティーの規模を決めていきます。バースデーケーキは、ゲストが食べるための大きなケーキと、赤ちゃんがスマッシュするための小さなケーキの2種類を用意。Goody Bagと呼ばれるゲストへの簡単なお土産セットも準備します。パーティーフードをケータリングする場合には、受け取り日時をしっかりチェック。バルーンやガーランドでお部屋を可愛くデコレーションしたら、パーティーの準備完了です。

2.パーティースタート!

パーティー開始予定時刻を過ぎた頃から、ゲストたちが誕生日プレゼントを抱えて次々とやってきます。子供たちは会場に用意されているおもちゃで自由に遊び、大人たちはドリンクを片手にゆったりと歓談します。

3.子供向けのゲーム開始

小さな子供からティーンまで楽しめるゲームを1つか2つ用意しておくと、パーティーにメリハリが出ます。目隠しして順番にロバの尻尾の位置を当てっこする「ロバの尻尾ゲーム」や、メキシコ発のくす玉「ピニャータ」などが定番です。

4.プレゼントの開封

ゲストたちが見守る中、プレゼントの山を次々に開封していきます。主役の赤ちゃんにはまだちょっと難しい作業ですから、ママが中心となって進めます。ラッピングはビリビリと豪快に破るのがアメリカ流。プレゼントが開封されるたびに、ゲストの子供たちから歓声が上がります。

5.ケーキタイム

パーティーのメインイベント、バースデーケーキの登場です。ハッピーバースデーを歌った後は赤ちゃんの前にスマッシュケーキが置かれ、赤ちゃんが存分に楽しむ姿を囲んで大いに盛り上がります。

6.フリータイム~パーティ終了

パーティー開始時刻から23時間も経てば、そろそろお開きの時間です。帰り支度するゲストに、ちょっとしたお菓子やおもちゃを入れたGoody Bagを手渡しながらお見送りします。後日、お礼の言葉をしたためたサンキューカードをゲスト全員に郵送して、ファーストバースデーの全イベントが終了となります。

まとめ

ファーストバースデーは、赤ちゃんがこの世に誕生してから1年という節目を祝う、大切な日です。お部屋をファンシーにデコレーションし、ゲストたちと共に我が子の成長ぶりを喜びましょう。

なおファーストバースデーを完璧にしようとがんばりすぎて、当日ママが疲れ果ててしまっては本末転倒です。一番大切なのは、ママやパパ自身がこの記念すべき日を心から楽しめること。アメリカママのように食べ物はケータリングを利用するなど適度に力を抜き、パーティーを楽しんでくださいね。

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